津島修三ブログ

カメラマン兼ライター津島修三のブログ

女風呂

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写真右奥に〈女性露天風呂入口〉というプレートが掛かっていることからも分かるように、ここは“女風呂”です。
盗撮です。
ウソです。盗撮ではありません。
山の湯治場に取材に行ったときに、宿の人にことわって、中に女性客がいないのを確認した上で撮影しています。
ここの温泉(秋田県・乳頭温泉郷 黒湯温泉)は、混浴露天風呂が名物なのだけど、やはりどうしても混浴はあり得ないという女性のために女性専用露天風呂もあるので、シャイな女性でも安心です。
女性専用露天風呂はあるのに男性専用露天風呂はないので、オトコとして、露天風呂に入っているときにいつか女性が入ってきやしないかと、入っているあいだじゅう、どきどきそわそわなのです。

混浴温泉のことでちょっと面白いお話をお聞かせしましょう。
ちなみに、この話にはボクは一切関わっていません。
ある温泉愛好家が、自分の温泉探訪記を一冊の本にまとめることにしました。
出来上がったその本には、巻頭に筆者があちこちの温泉で撮ったカラー写真が多数掲載され、本文の方もなかなかよくまとめられた温泉紹介記事になっていました。
さて、その本が書店に並べられてほどなく、出版社に慌てふためいた男性の声で抗議の電話がかかってきました。
抗議というのは、その温泉本の巻頭写真に、当人が写っているものがあるというのです。抗議氏が言うには、「自分がその混浴露天風呂に入っているときに、写真を撮らせてもらっていいかと言う人がいたので、個人的な記念写真だと思って了承したのだけど、本に載せるという話は聞いていない。勝手に載せられるのは困る」…と、いうのです。
実はですね、そこは混浴露天風呂だから女性の入浴客もあったのだけど、そういう場所で抗議氏と一緒に写真に写っちゃうのはまずいんじゃないの?…というご婦人が写ってしまっていたんですね(^^;
そりゃあ慌てますわね。
抗議氏も不用心だったけど、責任をとるべきは、本に載せることの了解をとらないまま写真を撮って掲載してしまった筆者でしょう。
それで結果はどうなったかというと、書店に出回っていた第一刷はすべて回収され、巻頭カラー写真を差し替えて第二刷での仕切り直しになったのでした。
こわいですねえ。はらはらどきどきですねえ。

でね、ボクは、混浴はわりと平然と入ってしまいます。
女房とも一緒に入るし、一人のときに先客で若いカップルなんかが入っていると「おお、仲がいいねえ」と、微笑ましい気持ちで眺めながら入ります。
それと、ごくまれにだけど、ガールフレンドと入ったこともありました。
別に、人目を忍んでこそこそと行動しているわけでもないので、ドライブがてらふらりと温泉まで行って、「俺は混浴に入るけどキミはどうする? どっちだっていいぜ」と言うと、「じゃあ、あたしもこっちにするかな…」と。
まあ、こちらも、今さらガールフレンドのハダカが目当てってわけじゃないし、彼女は彼女で、それこそ「少しくらいハダカを見られたって、別に減るもんじゃなし」と、ちょっとそういう豪胆なところのあるヒトだと、あっけらかんとして入ってくるわけです。その意気やよし。
ドイツあたりにも混浴文化はあるみたいだね。若いきれいな女の人が、すっぽんぽんであまりにも平然と堂々としているので、東洋の島国あたりから来た男子などは、かえって圧倒されて面食らってしまうとかしまわないとか。

まあ、日本の山の湯治場で、ちょっといいムードで、しかるべきお人と混浴を楽しんでいるときには、もし他人がカメラを向けるようなことでもあったら、二人のうちのどちらかが、あるいは二人ともが、なにげにカメラに背を向けてしまえば、つまらぬ騒動にもならないでしょう。
どうしても他人の目が気になるというヒトは、最近は貸切風呂のある温泉も多くなってきたから、そういうところでパートナーと一緒のお風呂を楽しむことです。
誰にも気兼ねなく一人でのんびりと入る風呂もいいけど、パートナーと一緒に風呂を楽しむというひとときも、オツなものですよ。


テーマ:写真にコトバをのせて - ジャンル:写真

  1. 2008/01/10(木) 23:43:21|
  2. OLYMPUS E-300
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

私は風呂好き日本人とは違って、シャワー派なんですぅ。というのは、とてもデリケートな肌の持ち主^m^ぶぶッ!
なのか、熱い湯にとても弱い。だから、温泉には、とても入ることができません。せいぜい足湯で、カラス
の行水。したがって、いかなるパートナーともご一緒したことがないという、顧みればちょっと情けない人生かも。

もうひとつはね。うら若き頃から、自分の裸体をさらすのが恥ずかしいという気持ちが強くて…公衆浴場
は大の苦手。いや、私だって出るところはちゃんと出て、へこむところもちゃんと…でしたよ^m^。自信が
あるなしではなく、なぜか恥ずかしい。人には、心臓に毛が生えている・・・なんていわれた私なのに。わは!
まぁ、個人的には次第に慣れて、ちゃんと二人の子どもも持ちましたけれども。今もって裸体羞恥心が抜
けないのは、いったいなんでしょうね。ははは!
  1. 2008/01/11(金) 23:39:24 |
  2. URL |
  3. みず保 #EBUSheBA
  4. [ 編集]

ひとくちに温泉といっても、熱い湯のところとぬるい湯のところがありましてね。
うちの女房なんかは、かなり熱めの湯が好きなので、僕の頭の中にある温泉データベースの中で個人的にはお気に入りでも、「ここの湯はぬるくて女房は喜ばないだろうな」などと、一緒には行かないところもあります。
僕の適温は41℃、女房は42℃。たかだか1℃の違いがこれでなかなか侮れない。
僕らは家の中では一緒に風呂に入るのを好むのだけど、女房が追い焚きで42℃に設定しようとすると、「いや、41℃で十分だ」などと、ケンカになることもあります。
そういう意味では、僕は、41℃以下でもオッケーという女性が、す、好きです!

羞恥心というのは面白いもので、たとえば、女性で「自分の裸を見られるのはいいけど、男の人の裸を見るのは恥ずかしい」とか、「夫にもスッピンを見せるのは恥ずかしいから、夫より後に寝て夫より早く起きる」なんてヒトもいるとかいないとか…。

人が、何に羞恥し、何を忌避するかというのは、百人百様じゃないでしょうか。
それも個性のうちです。悩んだり迷ったりすることもありません。
ただし、普段の自分だったら絶対出来ないようなことに挑戦してみて新しい世界が開けてくるというのも、人生の妙味かもしれないですね。
  1. 2008/01/12(土) 23:56:30 |
  2. URL |
  3. 津島 #-
  4. [ 編集]

混浴ですかー(*@@*)わたしは一度もありません。
会社のマラソンクラブに所属していた時期があって(会社から部費をもらうための頭数をそろえるために)
そのマラソンクラブの面々でレースがてら温泉場に行ったりしていたのです。
で、時々混浴があってみーんなそこに入ってワイワイ楽しそうに騒いでいましたが。。。
んーーー結局わたしは入りませんでした。
楽しそうだったけど、うーん。。。(@@)
  1. 2008/01/16(水) 12:42:30 |
  2. URL |
  3. ko・ko #-
  4. [ 編集]

混浴って、一緒に入るのが顔見知りか赤の他人かでも微妙に空気が違うんだよね。
あと、これもいわゆる“コペ転”で、騙されたつもりで一度入ってみると、「あ、なんだ。こんなもんなのか」…と、ちょっと考えが違ってきたりもします。
  1. 2008/01/16(水) 17:17:55 |
  2. URL |
  3. 津島 #-
  4. [ 編集]

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