津島修三ブログ

カメラマン兼ライター津島/愛と妄想のブンガク的空間

妊娠した彼女

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突然彼女は妊娠した。
しかし、誰の子どもであるかは彼女には思い当たらない。
ただ、夫の子どもでないことだけは確かなようだ。
それでも彼女はその妊娠が嬉しく、ひそかに「産みたい」と想うのだった。

…という夢を見ました、と(既婚の)女友だちからメールが届いた。
面白い夢だね。
夫の子どもでないことは確か。でも、誰の子かは分からない。
それでもその妊娠をひそかに喜び、「産みたい」と想ってしまう…。
その夢を額面通りに解釈すれば、ちょっとアブナクもある。
あえて付け加えれば、彼女にはもう成人した子どももいて、今から先の妊娠はまずありえないだろうという年齢である。
だから、強い妊娠願望が見させた夢、ということでもないようだ。
非常に穿った解釈をすれば、優しくない夫への反旗として他の男の子どもを産んで痛烈な報復を企むということか。

で、そんなメールをもらったあと、何気なく仕事部屋の本棚を整理していたら、白井小夜子という人が書いた「深層心理 夢占い」という本が偶然出てきた。
自分で買った記憶もないので、どういう経緯でこんな本がボクの本棚にあるのかは思い当たらない。
それにしても、奇妙なメールをもらった直後に、たまたま「夢占い」の本が目に留まるというのも、単なる偶然とは思えない不思議なものを感じざるを得ないのだった。

〈妊娠する〉という項目のところを読んでみる。
それはちょっと意外な内容だった。
妊娠の夢は、本人にとって重要なものに危険が迫っていることを示唆するものだというのだ。
その重要なものとは、恋人かもしれないし、自身の社会的信用かもしれないと。
ただし、おなかが大きくなった夢なら危険度も高いが、妊娠に気づいたばかりという初期の段階ならさほど大きな危険ではないとか。
これに津島の解釈を付け加えるとすれば、今、彼女の中にはいろいろと迷いがあり、その迷いがすっきりと解決する方向に向かうのではなく、迷いに押しつぶされて、いわゆる“自滅”の方向に向かってしまいかねない危険を、その夢が示唆したということだろうか。

この本では、妊娠の夢の項目の最後を、「自分にとって大切なものが何かを考え、しばらくはそれを守ることに神経を使おう」と結んでいる。

このごろの津島自身は、寝ている間は夢を見ているのだろうが、起きるとほとんど覚えていない。
見た夢を覚えていないというのは、夢占いではどういう意味になるんだろうか。
「お前の人生は、忘れてしまいたいような厭なことばかり」…ということだろうか。
かなすい。


テーマ:写真にコトバをのせて - ジャンル:写真

  1. 2007/11/23(金) 12:13:11|
  2. OLYMPUS E-300
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

こんにちは。

妊娠かー。
私の友達に、どうしても妊娠できない夫婦がいます。
もう10年くらい。
夫婦仲も悪化しつつある。
そんな友達を見てるけど、私はというと子供が苦手。
凄く欲しいと望んで心を痛めている友達に、
「私はいらない」なんて言えないですね。

夢、私も忘れちゃいます。
自分の好きな夢が自由自在に見れたら、ずっと寝てるんだけどなー。
  1. 2007/11/23(金) 12:38:55 |
  2. URL |
  3. tsukasa #2oMqC0Wc
  4. [ 編集]

神様の思し召しというのは、ずいぶんと気まぐれだなと思います。
我が家のように、特に望んでいたわけではないのにある日突然子どもが出来て、そこから家族の生活が始まることもあれば、誰にも負けないくらいに愛し合っていて子どもの誕生も望んでいるのにその子どもが出来ない夫婦もあり…。
そして、努力しても子どもが出来ない時に、それを甘んじて受け入れられる夫婦もあれば、「それでは一緒にいる意味がない」と決めつける夫婦もあり…。
「想い通りにはならないのが人生だ」…と達観したほうが、少しは人生も楽チン、かもしれません。
  1. 2007/11/24(土) 23:38:35 |
  2. URL |
  3. 津島 #-
  4. [ 編集]

こんにちは。

今では、受け入れるというか諦めている感があるようですが、彼女いわく
「子供を産まない自分に存在価値があるのか」
だそうです。
そして、夫婦ふたりで乗り越える問題なのに、だんなさんが冷たくあしらって、とても辛かったそうです。
しかも、原因が旦那さんの方にあるようで・・・。
んー、私は別に生まなくてもいいと思うし、それが自分の存在価値って?って思うけどなぁ。
  1. 2007/11/26(月) 12:53:21 |
  2. URL |
  3. tsukasa #2oMqC0Wc
  4. [ 編集]

>私は別に生まなくてもいいと思うし、それが自分の存在価値って?って思うけどなぁ。

その通りだと思うよ。
ただ、“子どもを産んで親子で楽しい家族生活”というイメージを膨らませてきたっていうか、“それっきゃありえない”という考え方で来てしまった人なら、“それは諦めなければならないかもしれない”っていう気持ちの切り替えは、そうそう簡単には出来ないのだと思う。
もし夫婦で頑張って乗り越えられたら、そこにはまた別の“幸せな人生”の形があるのかもしれないけどね。
頑張って乗り越えてほしいです。
  1. 2007/11/28(水) 13:11:15 |
  2. URL |
  3. 津島 #-
  4. [ 編集]

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