
我が愛車パジェロ・ミニ(源氏名 八代峰子)は、一昨年の3月にヤフー・オークションで破格値で手に入れた。
それまで乗っていたクルマの車検が迫り、もうずいぶんへたっていたので、それを廃車にして代わりに乗れる安い中古車を探していたところだった。
売り主は埼玉のクルマ屋さんだったので、落札後、それまで乗っていたクルマで埼玉まで出向き(最後のロングドライブ!)、乗ってきたクルマの廃車手続きをお願いして、パジェロ・ミニに乗って帰ってきた。
なにしろ破格値だったので、程度がいいわけはないのだけど、見た目はまあまあな感じがした。
「思ってたよりもなかなか悪くなさそうなクルマですね」
「い、いや、それほどでもないんですけどね…」
売る方の側の言葉がちょいと不気味だったのだけど、まあこちらもお気楽人間なので、あまり気にはしなかった。
が、結果からすると、売り手の不気味な言葉は、正しかった。
ボクは、乗りたいと思っていた車種を手に入れたので、それだけでかなり満足だったし、17km/lという燃費も、上出来だと思っていた。
これで東京にも何度か行ったし、富山や裏磐梯などにも遠征した。軽自動車ながらよく走ってくれた。
ところが、さすが年式の若い熟女・峰子。しだいに、そこここに不具合が出てくるのだ。
あそこを直して、ここの部品を交換して…と、まあ金のかかるかかる。
なんだかんだで、買ったときの5倍くらいの出費になってるかもしれない。
それだったら初めから5倍の値段のクルマを買ってた方が安泰だっただろう。
なんだか、好みのタイプの女性とつきあえることになって喜んでいたら、実はとんだ金食い虫だった…みたいな感じで。
でもね、それでもやっぱ憎めないっていうか、どこかで惚れている部分もあるんだな、ほら、おっちゃん、熟女好きだから。
最初から、車検の一期分しか乗るつもりがなかったから、一昨年7月に車検を通したあと、今年の7月前には手放す予定でいた。
その峰子と、先月12月に、別離の危機があった。
ツシマに、若いオンナができかけたのだ!
いや、無理に擬人化して話を進めることもないのだけど、ちょっとした行きがかり上、人様が今使っていない、程度のいいクルマを、長期的に借りて使えるかもしれないという話が浮上したのだ。
それならば、峰子の廃車を前倒しにして、この冬はそっちのクルマで乗り切ろうかと思った。
そんな心づもりでいたから、中古のスタッドレスタイヤを購入してはいたけどタイヤ交換は保留にしていて、ヒーターの効きが悪くなっていたけどその修理も保留にしていた。(ヒーターの効かないクルマで冬の秋田を走り回ることのなんとサバイバルなことよ!)
保留保留で年を越してしまったのだけれども、結果的に乗り換えの話は流れてしまった。
それだったらやはり峰子には7月までがんばってもらうしかない。
すぐにタイヤ交換をして、ついでにワイパーも冬用に換えて、ヒーターの修理も10日に工場を予約してある。
結局また金がかかってしまっただけだけれども、でも、心のどこかでは、「これで7月まではまた峰子に乗れる」…と、ちょっとニンマリしたりもするのである。
明日以降、愛車はほぼ完璧な冬装備。バラ色の気分で、おっちゃんは冬のドライブを楽しむのであるのである。
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テーマ:冬の景色 - ジャンル:写真
- 2012/01/10(火) 01:18:35|
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